「世界のサカモト」と評された音楽家の坂本龍一さんが3月28日に71歳で死去しました。
そんな坂本龍一さんは、がんでした。
今回は、坂本龍一さんのがんの原因について調査していきます。
坂本龍一のがんの原因は?

中咽頭がん公表
2014年の6月に中咽頭がんの発表をしました。
その後活動休止を発表。
2015年12月公開の映画「母と暮せば」の劇中音楽で仕事復帰を果たしました。
いま一度、大病を克服するべく、「これからは『がんと生きる』ことになります。
もう少しだけ音楽を作りたいと思っていますので、みなさまに見守っていただけたら幸です」と前向きな言葉を語りました!
2014年に坂本さんは中咽頭がんになっていたのですね。
直腸がんの公表
2021年1月21日に直腸がんであることを公式サイトで公表しました。
坂本さんは「中咽頭がんが6年を経て寛解し安堵していましたが、
残念ながら新たに直腸がんがみつかりました」と報告しました。
2020年、体調が優れず自覚症状もあったため、日本の病院で検査を受け、がんが発覚。
活動拠点の米・ニューヨークには戻らず、2021年に手術を受け無事に成功しました。
6度にわたる手術を行ったそうです。
2022年には両肺に転移した時にはすでに「ステージ4」だったといいます。
2度目のがんは言葉が見つかりませんね。
中咽頭がんでも6年の闘病生活をしていたのに…
また、違うがんになってしまって残念ですよね。
がんの原因は?
坂本さんのがんの原因は何だったのでしょうか?
中咽頭がんの原因には、喫煙と飲酒のほか、ヒトパピローマウイルス(HPV)感染が原因となっているものがあることが分かっています。
坂本さんは長年喫煙者でした。

長年タバコを吸ってきて、胸が苦しいことが多くなり、自分でも「やばい」と思い始めたそうです。
長年の喫煙や飲酒が原因で中咽頭がんを患ってしまった可能性が高そうですね。
2014年に中咽頭がんを患ってからは禁煙に成功したそうです!
坂本さんは、一番仕事をしていたのは30代、40代で1日16時間連続で仕事をしたり、
3日間徹夜したり、ということを平気でやっていました。
その頃は「才能というのは体力なんだ」なんてことを豪語していたそうです。
坂本さんのがんの原因は、喫煙や飲酒だけではなく若い頃の仕事のし過ぎで、
不摂生の生活もある可能性がありますね。
3日間徹夜で仕事は、普通の人間は倒れてしまいますよね。
中咽頭がんや直腸がんの生存率は?
中咽頭がんの生存率は?
病期 症例数(件) 5年相対生存率(%) Ⅰ 26 79.4 Ⅱ 64 72.2 Ⅲ 78 71.0 Ⅳ 361 56.5 全病期 539 61.3 引用元:全国がんセンター協議会の生存率共同調査(2022年11月集計)による
ステージ1は79.4なのに対してステージ4だと生存率は61.3%となります。
症例数で言うと、ステージ1が26件に対してステージ4が361件です。
ステージ4になる症例が多いことを表しています。
坂本さんの中咽頭がんのステージは不明です。
直腸がんの生存率は?
病期 対象数 集計対象施設数 生存状況把握割合 平均年齢 実測生存率 相対生存率 95%信頼区間 全体 37,459 433 98.2% 67.5歳 64.7% 72.4% 71.8% – 72.9% Ⅰ期 10,135 431 98.0% 67.7歳 84.1% 94.4% 93.6% – 95.2% Ⅱ期 8,486 429 98.4% 68.8歳 76.8% 87.2% 86.2% – 88.2% Ⅲ期 10,985 432 98.3% 66.6歳 68.6% 76.0% 75.0% – 77.0% Ⅳ期 7,334 433 98.4% 66.6歳 20.8% 22.7% 21.7% – 23.7% 引用元:https://hbcr-survival.ganjoho.jp/graph?year=2013-2014&elapsed=5&type=c04#h-title
ステージ1は84.1%なのに対してステージ4だと生存率は20.8%となります。
およそ2割の人しか生存しないという結果になります。
坂本さんは、直腸がんのステージ4でした。
なので、この結果を踏まえるとおよそ2割の生存率の中で、
闘病してきました。
ステージ4となるとおよそ8割の方が亡くなってしまう結果です。
まとめ
今回は、坂本龍一さんのがんの原因について調査していきました!
いかがだったでしょうか?
坂本さんは2度のがんを患い闘病生活してきました。
亡くなってしまった事は残念です。
ご冥福をお祈りします。